【モテない男女】ホストクラブのお客の作り方って大げさに書くとこんな感じだけど現実はこんなにスムーズには進まないことばかり
いきなり失礼なタイトルで恐縮ですが「モテない男女シリーズ」を書こうと思います。
今回はホストのお話をさせてください。
てか2回目の記事で今回は〜もクソも無いんですけど細かいコトは気にするのやめましょうよ。
ブログのネタ探すのもけっこう大変なのでスルーしてくださると超越助かります。
ホストクラブとお客への疑問
とりあえずですね、ボクが新宿の歌舞伎町で働いていたときのこと。
前々から疑問に感じることがありました。
それは
何でこんなに高いお金を払ってホスクラに来るんだろ。
同じお酒でも、もっと常識的な価格で飲めるのに。
ということですが、一般的な金銭感覚でもそう思いませんか?
だって、仕入れ値が¥17,000くらいのドンペリ・ エノテークというお酒を、Tax込みとはいえ¥375,000で売ってる世界ですよ?
ボクが勤めていたお店の料金設定は、チャージとセット料金を含めると席に座っただけで¥18,000でした。
ここに飲食料金が加算され、最終的には35%のTaxがかけられるので平均のチェック額が¥40,000~¥60,000くらい。
シャンパンをオーダーすると最低でも¥45,000なのでTaxがかかるとお酒1本だけでも¥60,000以上になります。
もっと高額なシャンパンや高級ブランデー等ならそれ以上、ホストの世界には1本で100万円を越えるボトルなんてザラにあります。
ちなみに単価はキャバクラやクラブと呼ばれる女性キャストのお店より、ホストクラブの方が圧倒的に高いです。
シャンパン一本でも3倍以上の料金差があるお酒もあったりするくらいですから、何で毎晩のように足を運ぶ女性客が絶えないのか、自分を指名してくれるお客を含めてなおさら不思議だったワケです。
ホストにおけるお客の生産方法
さて、話しは多少逸れましたが、お客である女性は毎回この額面、もしくはそれ以上の金額を払って飲みにくるんですよね。
月1回くらいの来店ならまだ解るんですよ。
でも週に2、3度は飲みにくる。
ほぼ毎日来店される方もいます。
そしてアフターや同伴に使うお金もいとわない。
ホント何でかなー。
と思ってました。
そんな風に思ったボクがいろいろ考えた末にたどり着いた考察がこれでした。
A子の場合
→就職で地方からスーパー大都会"Tokyo"に引っ越してきたA子
→鍵をかけずとも外出できたような地元の環境との違いに戸惑うA子
→人間関係のシビアさも田舎とは段違い、会社での人付き合いに馴染めないA子
→友達ができない、作れない、寂しい、のトリプル・コンボ、てか都会でぼっち続きでクワトロ・コンボ。孤独すぎる日々がつらいA子
→ある日、新宿で声をかけられたホストと連絡先を交換してしまったA子
→毎日LINEや電話で連絡がくるA子
→「え?この人何で私なんかに連絡してくれるの?誰も何にも誘ってくれないのに…」とちょっと”キュン♡”てなっちゃったA子
→気がつけばホストと友達感覚、やがてそれが恋愛感情に変わってゆくA子
→ついにお店に遊びに行ってしまうA子!
→想像とぜんぜん違うホストクラブの現実、アットホームな雰囲気にどハマりを予感するA子
…
……
三ヶ月後。
→気づけば職業ごとどっぷりと夜の世界に浸かり、上京した目的も見失ったホスト通いのA子
→毎晩のようにホストの言いなりになって、売り上げ向上に献身するA子
それでいいのかぁぁ!A子ぉぉぉぉっっ!!><
と、これはトントン拍子でスムーズすぎですが、イメージとしてはこんな感じでホストに通うお客さんが出来上がっていくのです。
高額な飲食費を払うトリックと錯覚した女子力
この時のお客さんの心境に理屈をつけるならば
お金を失うよりも愛する人を失う方が怖い。
が正解です。
ちなみにセフレになりやすい女性の心理もこれに近い、というかかなり酷似していますよね。
惚れた男性の頼みを断れずについついカラダを許してしまい、都合のいい女になってしまう。
話を戻せば、高額なシャンパン等のオーダーを拒否してお気に入りのホストから嫌われる可能性を作るより、お金が無くなってもいいから彼が喜んでくれる選択肢を選んでしまう。
でもこれって商売では必須の心理ですよね。
誰だって商品の価値がお金の価値観を上回るからお金を払うんです。
当たり前のことですが対価としての商品が人間となるとこのトリックに気づかない人が大半ですし、
営業側(ここではホストとします)はお客と認識して接してきますから、
仮にA子の女子力が低くても彼女のレベルに合わせてキャラを作り、彼氏のように接してきます。
つまり女子力が低くても疑似恋愛してる以上は「わたし彼氏いるし、破局の前兆も感じないし。」 と思い込む、信じ込むようになります。
ということは現在の自分がホスト以外の男性と接したときに、どこまでモテるのか不明なワケです。
これは非常に危険な状態であると思います。
キャバクラ通いの男性にも同じことが言えますが、この呪縛に気づいてまともな判断力を身につけないと前進することは出来ませんし、女子力やモテのスキルが上がることは稀だと思います。
稀というのは、お目当てのキャストを落とすために女子力や男らしさを磨くという目標を持てたときですね。
こんな感じでモテない男女が人為的に作られる行程はいろいろありますが、ボクの知る過程をこのブログで少しずつ紹介していきたいと思います。
でもね、この手の話ってイヤミっぽく受けとられてしまうこともあるので、もっとボクも表現力を磨かないといけませんね。
表現力ってのは”伝える力”のひとつですから、意識して磨いておくに越したことはないのです。
ふだんから上手に自分の気持ちを伝える練習をしていれば、いざ異性と接するときでもテンパったり緊張することもなくなりますからね。
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To be continued…